先日、空き家についての講演会に参加してきました。
講師の方は、なんと元・公務員。50歳で不動産業界へ飛び込み、ゼロから“空き家専門”の不動産会社を立ち上げたという方でした。
公務員時代に地域の空き家問題に関わる中で、「このままでは変えられない」と感じたそうで、自ら宅建士の資格を取り、実務の世界へ。
地域を歩き、ポスティングをして、住民と会話しながら空き家を探す。
そして、「貸したい・売りたい人」と「借りたい・住みたい人」を地道にマッチングしていく。
その姿勢に、正直かなり胸を打たれました。
空き家って、古くて、誰も使ってなくて、困りごとの元…というイメージがあるかもしれません。
でも、見方を変えれば、「まだ価値を秘めた場所」。
誰かの「思い出」でもあり、誰かの「新しい暮らしのスタート地点」にもなりうるんですよね。
宅建士として、こういう人と人とをつなぐような関わり方ができたら。
自分も、そんな動き方がしたいなと思った1日でした。
読んでくださってありがとうございます。
このブログでは、日々の不動産実務での気づきや学びを発信しています。
また次回も、よかったらのぞいてみてくださいね!