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🏡「空き家を放置しないという選択」

    朝晩の冷え込みが深まり、テレビでは紅葉の見ごろを伝える番組も増えてきました。
    街の木々が少しずつ色づいていくのを見ると、「秋も終盤だなぁ」と感じます。

    今朝、現場へ向かう途中で一軒の家の前を通ると、雑草の駆除をしている方がいました。
    夏の間にぐんと伸びた草がようやく片づけられていて、
    その光景を見ながら「この家もしばらく人が住んでいないのかな」と思いました。

    最近、こうした“人の気配が少ない家”を目にすることが増えています。
    空き家はそのままにしておくと、建物の傷みが早く進んでしまったり、
    見た目の印象が悪くなってしまったりします。
    ご近所の方にとっても、防犯や景観の面で気になる存在になることもあります。

    自治体によっては「空き家バンク」を活用したり、
    管理を代行する業者に依頼したりと、さまざまな取り組みが行われています。
    「住めないから放っておく」ではなく、
    「どう活かすか」「どう守るか」を考えることが大切な時代になっています。

    最近では、埼玉りそな銀行が不動産会社と連携し、
    空き家の管理や活用を支援する動きも始まっています。
    金融機関が地域の課題に向き合う姿勢は、とても心強いですね。
    空き家の問題は、もはや個人の悩みではなく、社会全体で考えるテーマになってきています。

    私たち不動産に関わる者としても、
    所有者の方と一緒に“次の活用方法”を考えていくことが求められています。
    売却かもしれませんし、賃貸やリフォームかもしれません。
    いずれにしても、「動かすことで守れる家」がある──
    そんなことを、今朝の光景を見て改めて感じました。


    🪶つぶやきメモ
    空き家は、ただの建物ではなく“誰かの想いが残る場所”。
    だからこそ、その想いをどう次につなげるかを大切にしたいですね。

    📓このブログでは、日々の不動産実務での気づきや学びを発信しています。
    また次回も、よかったらのぞいてみてくださいね!