最新の不動産ニュースサイトを見ていて、気になる記事がありました。
それは「賃貸不動産経営管理士試験の申し込みが過去最多を記録」というものです。
記事によると、管理士の有資格者は累計9万人を突破。
さらに、宅地建物取引士で指定講習を修了した1万6,000人を合わせると、
「業務管理者」の要件を満たす人は10万6,000人以上になったとのこと。
📘「業務管理者」要件の今後
記事の中で特に気になったのは、次の一文です。
「有資格者数の増加と今後の更新の推進を踏まえたフォローアップを実施し、知識・技能・能力の開発に関する体制を構築し、検討を進める。併せて、専任業務等の役割を創出し、真に必要とされる価値ある専門家として管理士を位置付け、業務管理者の要件を管理士に一本化することを目指す。」
この「一本化」という言葉が、今後の流れを示しているように思います。
つまり、これまで宅建士として指定講習を修了していれば「業務管理者」になれたものが、
将来的には賃貸不動産経営管理士の資格が必須になる可能性が高い、ということです。
🏠なぜ受験者が増えているのか
受験者の増加の背景には、こうした「制度の転換期」が関係しているでしょう。
各不動産会社や管理会社では、今のうちに社員に資格を取らせようという動きが活発化しています。
「業務管理者」を確保できるかどうかが、今後の管理業務に直結するためです。
また、今後は管理士の資格が「宅建業の管理責任者」的なポジションに近づく可能性もあり、
企業としてもキャリアパスや専門性の明確化を意識しているように感じます。
📈今後の難易度と資格価値
すでに管理士試験の難易度は上がっており、
合格率もここ数年は20%前後で安定しています。
受験者数の増加に伴い、合格ラインが上がる可能性もあります。
今後、もし国家資格化や登録制度の厳格化が進めば、
「宅建士」と同等か、それ以上の重みを持つ資格になっていくでしょう。
私自身も、「今年こそは!」という気持ちで勉強を続けています。
今のうちに合格しておかないと、本当に宅建並みの難しさになりそうで、ちょっと怖いですね……。
🗒️つぶやきメモ
今年こそ合格したい管理士試験。
「業務管理者の一本化」の流れを見ると、この資格が不動産管理の中核になる日も近そうです。
難易度が上がる前に、今のうちに実力をつけておきたいところ。
不動産の管理現場を支えるプロとして、自信を持って臨みたいと思います。