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🏠「建物状況調査と維持保全の重要性」

    昨日は、不動産キャンプの研修で「建物状況調査」と「維持保全に関する書類」について学びました。
    実務で重説を作成する際にも関わる部分なので、とても勉強になりました。

    まず、**建物状況調査(インスペクション)**について。
    これは基礎や外壁のひび割れ、雨漏りなど、建物の不具合を目視や計測で確認する調査です。
    有資格者が診断を行いますが、「売主・買主どちらが実施するのか」「費用を誰が負担するのか」など、慎重な検討が必要だと感じました。
    また、買主側が実施する場合は、その間に他の買主に物件を取られてしまうリスクもあるため、タイミングにも注意が必要です。

    実際には、建物状況調査を行わない宅建士も多いのが現状とのこと。
    ただ、物件やお客様の状況によっては、積極的に提案することも大切だと感じました。

    次に、維持保全に関する書類について。
    新築時の確認済証や検査済証の確認は基本ですが、書類がない場合は違法建築物の可能性を疑う必要があります。
    また、自治体によっては「台帳記載事項証明書」で代替できる場合もあり、仲介業者が取得できるかどうかも自治体によって異なります。
    そのため、事前に確認しておくことが大切です。


    ✍️つぶやきメモ

    インスペクションや書類確認は、一見地味な作業ですが「安心して取引できる基盤」になる部分。
    実務に入る前にこうした知識を整理できてよかったです。

    このブログでは、日々の不動産実務での気づきや学びを発信しています。
    また次回も、よかったらのぞいてみてくださいね!