今年の宅建試験が終わりました。
昨年、自分が味わったあの緊張感を、今年は息子の姿を通して思い出しました。
挑戦する気持ちは、世代が変わっても変わらないものですね。
ネット上では「難しかった」という声が多く聞かれました。
今回は個数問題が多かったことも影響しているようです。
息子は試験から帰ってきてから、ため息ばかりで落ち着かない様子でした。
今日は大学で友人たちと答え合わせをするか、自宅でひっそりと確認するか迷っているようです。
昨日の試験でしたが、通信学校によっては当日の夕方には結果速報を動画配信しており、その早さに驚きました。
思えば私が受験した昨年は、翌日の月曜日に一人でこっそりと答え合わせをしました。
最後の問題を入力し、採点ボタンを押す瞬間——あの緊張感は今でも忘れられません。
目をつぶってクリックしたのを覚えています。
試験が終わったときは、緊張感からの解放と安ど感。
そして今年の息子と同じように、私もよくしゃべっていたと思います。
結果はどうあれ、この一年間の努力はきっと無駄にはなりません。
あの日の緊張も、今は少し懐かしい思い出です。
きっと息子も来年にはそう感じているでしょう。
そして、昨日挑戦された皆さん。
それぞれの場所で、自分のペースで努力を積み重ねてきたと思います。
試験は一日ですが、その日のために費やしてきた時間と想いは、誰にもまねできない財産です。
結果がどうであれ、その経験がきっとこれからの糧になるはずです。
挑戦されたすべての方へ、心からお疲れさまでした。