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🏠【実録】入居者様が亡くなったときに学んだこと


    管理をしている物件で、入居者様が室内でお亡くなりになる出来事がありました。
    こうしたケースはめったに起こるものではありませんが、実際に対応してみると多くの学びがありました。

    🔹発見から対応までの流れ

    • 勤め先や大家さんから「連絡がつかない」との相談
    • 現地確認 → 応答がなく、警察立会いで確認
    • 入居者様が亡くなられていることが判明
    • 身元引受人や知人を通じて、その後の対応を進める

    🔹保険・保証関係の確認

    • 保証会社:亡くなった後の家賃保証は対象外。代わりに損害保険会社を紹介された
    • 損害保険会社:原状回復工事は保証されたが、特別清掃は対象外
    • 火災保険会社:残置物撤去・特別清掃は対象だが、通常の原状回復は対象外

    👉 今回のケースで特に感じたのは、保証会社がすべてカバーしてくれるわけではないという点です。不動産会社の窓口担当の中には「保証会社が対応するだろう」と思っている方も多いですが、実際にはそうではありませんでした。

    🔹今回の学び

    敷金は必ず預かること(予期せぬ費用発生に備えるため)

    • 入居者様には、必ず家族・親族、もしくは確実に連絡が取れる方を設定してもらうこと
    • 保証会社の補償範囲は事前に把握しておくこと

    ✏️つぶやきメモ
    不動産の現場では「めったに起こらないこと」ほど、発生すると大きな影響があります。
    今回の経験から、敷金・保証・身元引受人の確認という3点を徹底することが、管理の安心につながると実感しました。

    このブログでは、日々の不動産実務での気づきや学びを発信しています。
    また次回も、よかったらのぞいてみてくださいね!