「もし1万円あったらどう使う?」〜FPで学ぶ、お金の育て方〜
こんにちは。
今日はFP3級の勉強の中でも特に印象に残った「金融資産運用」について書いてみます。
突然ですが──
「もし今、1万円が自由に使えるとしたら、どうしますか?」
ちょっと贅沢なランチに使う?
欲しかったものを買う?
あるいは、銀行に預けておく?
FP3級を学ぶ前の私は、「とりあえず貯金が一番」と思っていました。
でも、勉強していくうちに、「お金を“守る”だけじゃなくて、“育てる”考え方も大事なんだ」と気づいたのです。
💰 預金と投資、どちらがいいの?
たとえば、1万円を普通預金に入れておくと、金利はだいたい0.001%。
1年で増えるのは、たったの0.1円です。
一方で、もしその1万円を、少しリスクはあっても投資信託などに預けておくと、
1年で100円〜500円くらい増える可能性もあります(もちろん減ることもありますが)。
つまり、
- 預金は「減らないけど、ほとんど増えない」
- 投資は「増えることもあれば、減ることもある」
という違いがあります。
FPの勉強では、「投資はギャンブルじゃない」ということを学びました。
リスクを理解して、自分に合った方法で少しずつ育てていくことが大切なんですね。
🌱 お金を育てるってどういうこと?
FP3級では「リスクとリターン」「分散投資」という言葉も出てきます。
- 高いリターン(利益)を狙えば、リスクも高くなる
- でも、複数の商品に分けて投資すれば、リスクは小さくできる
- 長く、コツコツ、少しずつ増やす「長期・積立・分散」の考え方が基本
最近は、NISAやiDeCoなど、税金面でも有利な制度が整ってきています。
こうした制度を知ることも、「育てる力」の一部だと感じました。
🏡 宅建士としての視点ともつながる
宅建士としての仕事では、不動産という“実物資産”に触れる機会が多いですが、
FPでは「金融商品」や「資産全体のバランス」を考えます。
たとえば、「住宅ローンを抱えながら老後の資金をどう準備するか」など、
不動産と金融の知識をあわせて考える力が身につきます。
FP3級の勉強をして、不動産とお金の「つながり」がより立体的に見えてきた気がします。
✅ まとめ
もし1万円があったら、それを「どう使うか?」ではなく、
「どう育てるか?」と考えるようになったのが、FP3級での一番の変化かもしれません。
お金と向き合うとき、ただ守るだけじゃなく、
未来の自分のために活かすという考え方が、じわじわ身についてきたように感じます。
🖊️つぶやきメモ
お金に「働いてもらう」という発想は、FPの勉強をするまでなかった。
1万円も立派な資産。未来の自分のために、“眠らせずに活かす”ことを考えていきたい。
📘読んでくださってありがとうございます。
このブログでは、日々の不動産実務での気づきや学びを発信しています。
また次回も、よかったらのぞいてみてくださいね!