朝晩の空気に、少しずつ季節の移ろいを感じます。
制度もまた、静かに変わり続けています。
今回は「住宅ローン控除」について。
住宅ローンを利用してマイホームを購入すると、
一定の条件を満たせば税金の控除が受けられます。
いわゆる
**住宅借入金等特別控除(住宅ローン控除)**です。
「ローンを組めば使える」と思われがちですが、
実はそう単純ではありません。
🏚中古住宅の場合
中古住宅では、いくつか注意点があります。
特に大切なのは
✔ 築年数
✔ 耐震基準への適合
現在は「新耐震基準(1982年以降)」が一つの目安です。
それ以前の建物でも、耐震基準適合証明などがあれば対象になる場合があります。
つまり、
・築古物件はそのままだと対象外になる可能性がある
・証明書の取得に費用や時間がかかることもある
という点を、事前に確認しておく必要があります。
「住宅ローンが通る=控除が使える」
ではないということを、今回改めて学びました。
🏗これからの新築も油断できない
最近は、新築住宅でも
省エネ性能や耐震性などの基準がより重視される傾向にあります。
借入や入居の時期によっては、
省エネ基準を満たしているかどうかで
控除額や適用条件が変わるケースもあります。
「新築だから安心」ではなく、
どの区分に該当する住宅なのかを確認することが大切です。
制度は少しずつ、
“性能を重視する方向”へ進んでいると感じます。
🤔実務で感じたこと
買主様は当然、
住宅ローン控除が使える前提で資金計画を考えています。
だからこそ、
✔ 築年数の確認
✔ 必要書類の有無
✔ 売主側の協力体制
ここまで見ておくことが、
プロとしての役割だと感じました。
一つ確認するだけで、
お客様の安心感は大きく変わります。
※住宅ローン控除の適用可否は、所得状況や税制改正によって変わります。
最終的な判断は税務署や税理士の先生へご確認ください。
✏️つぶやきメモ
制度は「知っているかどうか」で差が出る。
そして、知らなかったでは済まされない。
一つずつ経験しながら、
自分の引き出しを増やしていきたい。