朝晩の冷え込みが少しやわらいできました。
季節が動くように、不動産の話も一歩ずつ前に進んでいきます。
物件に「申込み」が入ると、多くの方はこう思います。
「もう決まったんですよね?」
でも、実務の感覚でいうと――
本当の仕事はここから始まります。
✏️ 申込みは“スタート地点”
申込みはゴールではありません。
契約に向けてのスタートラインです。
ここから私たちが行うのは、いわば“見えない仕事”。
・公簿調査
・役所調査
・法令上の制限確認
・現地調査(道路幅員、越境物、境界の確認)
・売主へのヒアリング
・管理状況の確認(マンションの場合)
ひとつひとつは地味ですが、どれも欠かせません。
🔍 現地でしか分からないこと
図面だけでは分からないことがあります。
道路が思ったより狭い。
隣地の塀が越境している可能性がある。
ゴミ置き場の位置や管理状態。
机の上の情報と、現地の空気は違います。
だからこそ、足を運ぶ。
目で見る。
そして疑問を持つ。
🏦 ローン特約とスケジュール管理
買主様が住宅ローンを利用する場合、
ローン特約の期限設定も重要です。
銀行の事前審査・本審査。
必要書類の準備。
金利の確認。
スケジュールがずれると、契約全体に影響します。
見えない部分で、常に段取りを組み直しています。
🤝 「安心」をつくる仕事
契約書や重要事項説明書は、ただの書類ではありません。
そこに至るまでの調査と確認があるからこそ、
「安心してサインできる状態」が整います。
申込みの裏側では、
トラブルの芽を一つずつ摘み取る作業が続いています。
派手ではありません。
でも、とても大事な時間です。
📝 つぶやきメモ
申込みが入ると、うれしい反面、身が引き締まります。
本当の仕事はここから。
“見えない仕事”をどれだけ丁寧にできるかが、不動産屋の腕なのかもしれません。