住宅ローン金利がじわじわと上昇する中、中古住宅市場が再び注目されています。地方・郊外の築古戸建ての動き、SNSによる市況の変化など、現場の実感を交えてまとめました。
今週は、住宅ローン金利の動きや中古住宅市場の活発さが話題になっていました。
6月に入り、一部の金融機関で住宅ローンの固定金利がわずかに上昇。変動金利は引き続き低水準を維持していますが、将来的な金利上昇への警戒感から、「今のうちに買いたい」という購入検討者の動きが少しずつ見え始めています。
また、中古戸建ての流通が増えてきており、特に地方都市や郊外エリアでは築20~30年の戸建てに注目が集まっています。背景にはリノベーション志向の高まりと、新築価格の高騰があります。
さらに、インスタグラムやYouTubeでは「住み替え成功事例」や「DIYで再生した空き家」の発信が増えており、情報発信が購買行動に与える影響の強さを感じる週でもありました。
つぶやきメモ
市況を読む時は、数値データだけでなく、実務で感じる肌感覚も大事。現場の“ささいな違和感”も、市況をつかむヒントです。