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土地・戸建の調査講習を受けて

    今日も先日受講した調査業務についてのつぶやきになります。

    ※本記事の内容は「不動産キャンプ」の講習で学んだことを、私自身の視点で整理・解釈したものです。

    調査の流れは、
    → ①ネット調査(インターネットを使った情報収集)
    → ②売主調査(売主さんへのヒアリング)
    → ③現地調査(実際に現地を訪れて目視確認)
    → ④役所調査(役所で法規制や計画を確認)
    という順番になります。

    それぞれの段階で、しっかり確認すべきポイントがあることを再確認しました。

    特に役所調査では、

    接道状況(物件が道路にどのように接しているか、また道路拡幅のためのセットバック〔道路を広げるために土地の一部を提供する必要があるか〕の有無)

    都市計画道路(将来、近くに大きな道路が作られる計画がないか)

    町内会の加入の有無(地域の自治会活動に参加義務があるか)

    など、“あとでトラブルになりやすい部分”を事前にしっかり調べることが大切だと学びました。

    印象に残ったのは、
    「自分がこの物件を買うなら、何が気になるか?」という視点を持つこと。

    現地での目視確認と、役所などで得た書類情報との整合性を取ることが、
    信頼される調査につながると実感しました。

    日々の業務でも、丁寧な調査を心がけていきたいと思います。

    ===用語解説===

    ネット調査
    → インターネット上で、物件周辺の環境や過去の取引事例などを調べる作業。

    売主調査
    → 物件の持ち主に、過去の修繕履歴や告知事項(事故や事件などがあったか)を聞き取りする作業。

    現地調査
    → 実際に物件や周辺を訪れて、現場の状況を自分の目で確認する作業。

    役所調査
    → 市役所や区役所で、法規制や都市計画、ライフライン(上下水道・ガス)状況を調べる作業。

    接道状況
    → 物件がどの道路に、どの幅で接しているか。道路にきちんと接していないと建て替えできないことも。

    セットバック
    → 道路を広げるため、建物を建てる際に敷地の一部を道路用地として提供しなければならないルール。

    都市計画道路
    → 将来、道路を新たに作る予定がある場所のこと。計画があると将来、立ち退きや制限がかかること

    📘読んでくださってありがとうございます。
    このブログでは、日々の不動産実務での気づきや学びを発信しています。
    また次回も、よかったらのぞいてみてくださいね!