「あれ?あの家…」近所の人が気づく“見えない空き家”のサイン
空き家問題というと、行政や不動産業者が扱うものと思われがちですが、
実は「なんかおかしいな」と最初に気づくのは、地域で暮らす人たちです。
🏡 近所の人だからこそ気づく5つのサイン
① 洗濯物を全然見かけない
季節が変わってもずっと同じカーテン、洗濯物も干していないと、「人が住んでいないかも」と感じます。
② 夜になっても電気がつかない
夜道を歩いていると、ずっと真っ暗な家が気になることもあります。
③ 郵便受けがいっぱいになっている
チラシがあふれ、誰も片づけていない様子は空き家の可能性大。
④ ゴミ出しを全くしない
ゴミの日に出ていない、カラスに荒らされっぱなし…これも周囲が先に気づくサインです。
⑤ 人の出入りがまったくない
車が動かない、訪問者がまったくない家は、注意して見ていると生活の気配がないと分かります。
🤝 気づいたらどうする?
「気になるけど、どうすればいいのか分からない」
そんなときは、次のような相談先があります。
✅ 市区町村の空き家相談窓口
自治体の空き家対策課・住宅課などに連絡することで、状況確認や対処が始まることもあります。
✅ 町内会や民生委員など地域の窓口
地元のつながりの中で情報共有され、必要に応じて行政につながるケースも。
✅ 不動産会社に相談する
「空き家っぽいけど誰が持っているのか分からない」「売るつもりがあるか気になる」など、
地元の不動産会社なら、登記簿調査や所有者探しのアドバイスをしてくれることもあります。
とくに地域に根ざした不動産会社なら、
「ここも実は空き家かもしれない」といった情報をまとめていることも多いです。
📝つぶやきメモ
「なんかあの家、最近おかしいな…」
そんな小さな違和感から、地域の空き家対策が始まります。
見えない空き家を見つけるのは、じつは“地域で暮らす人”の力なんです。