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🎨【FP3級ミニ講座】第5回

    「もし1万円あったらどう使う?」〜FPで学ぶ、お金の育て方〜


    こんにちは。
    今日はFP3級の勉強の中でも特に印象に残った「金融資産運用」について書いてみます。

    突然ですが──
    「もし今、1万円が自由に使えるとしたら、どうしますか?」

    ちょっと贅沢なランチに使う?
    欲しかったものを買う?
    あるいは、銀行に預けておく?

    FP3級を学ぶ前の私は、「とりあえず貯金が一番」と思っていました。
    でも、勉強していくうちに、「お金を“守る”だけじゃなくて、“育てる”考え方も大事なんだ」と気づいたのです。


    💰 預金と投資、どちらがいいの?

    たとえば、1万円を普通預金に入れておくと、金利はだいたい0.001%
    1年で増えるのは、たったの0.1円です。

    一方で、もしその1万円を、少しリスクはあっても投資信託などに預けておくと、
    1年で100円〜500円くらい増える可能性もあります(もちろん減ることもありますが)。

    つまり、

    • 預金は「減らないけど、ほとんど増えない」
    • 投資は「増えることもあれば、減ることもある」

    という違いがあります。

    FPの勉強では、「投資はギャンブルじゃない」ということを学びました。
    リスクを理解して、自分に合った方法で少しずつ育てていくことが大切なんですね。


    🌱 お金を育てるってどういうこと?

    FP3級では「リスクとリターン」「分散投資」という言葉も出てきます。

    • 高いリターン(利益)を狙えば、リスクも高くなる
    • でも、複数の商品に分けて投資すれば、リスクは小さくできる
    • 長く、コツコツ、少しずつ増やす「長期・積立・分散」の考え方が基本

    最近は、NISAやiDeCoなど、税金面でも有利な制度が整ってきています。
    こうした制度を知ることも、「育てる力」の一部だと感じました。


    🏡 宅建士としての視点ともつながる

    宅建士としての仕事では、不動産という“実物資産”に触れる機会が多いですが、
    FPでは「金融商品」や「資産全体のバランス」を考えます。

    たとえば、「住宅ローンを抱えながら老後の資金をどう準備するか」など、
    不動産と金融の知識をあわせて考える力が身につきます。

    FP3級の勉強をして、不動産とお金の「つながり」がより立体的に見えてきた気がします。


    ✅ まとめ

    もし1万円があったら、それを「どう使うか?」ではなく、
    「どう育てるか?」と考えるようになったのが、FP3級での一番の変化かもしれません。

    お金と向き合うとき、ただ守るだけじゃなく、
    未来の自分のために活かすという考え方が、じわじわ身についてきたように感じます。


    🖊️つぶやきメモ

    お金に「働いてもらう」という発想は、FPの勉強をするまでなかった。
    1万円も立派な資産。未来の自分のために、“眠らせずに活かす”ことを考えていきたい。

    📘読んでくださってありがとうございます。
    このブログでは、日々の不動産実務での気づきや学びを発信しています。
    また次回も、よかったらのぞいてみてくださいね!