こんにちは。
昨日はお休みをいただいておりましたが、本日からまたブログを再開します。
さて、今回はちょっといつもと違う視点でのお話です。
■ 国交省キッズコーナーQ&Aって?
先日、国土交通省のメールマガジンでこんなお知らせを見かけました。
「キッズコーナーのQ&Aのコーナーを更新しました」
正直、「キッズ向けか〜」とスルーしそうになったのですが、ふと気になって開いてみると、中高生が実際に国交省見学などで質問した内容と、その回答が載っていました。
これが、なかなか侮れない。
■ 素朴だけど本質的な質問
住宅関連のQ&Aでは、例えばこんなものが。
- Q:暮らしやすい家(地震に強く、環境にやさしい)を増やすために、どのような取り組みを行っていますか?
- Q:建物の安全を守るために、どのような対策をとっていますか?
- Q:地震による建物の被害を防ぐために、事前にどのような対策をとればいいですか?
私たち宅建士や不動産業者が日々接している「建築基準法」「確認申請」「耐震診断」「省エネ基準」なども、もとはこうした問いに応えるための制度や技術なんですよね。
■ こんな質問も気になる…
他にも、こういうQ&Aがあってもいいなと思いました。
- Q:なぜ家を建てるときに「建築確認申請」が必要なの?
- Q:断熱性の高い家はどうしてエコなの?
- Q:免震と耐震、制震の違いって?
- Q:空き家が増えているのはなぜ?どんな対策をしているの?
- Q:災害時に住宅を失った人には、どんな支援があるの?
これらもすべて、「安心して暮らせる家」を支える制度やしくみに関わってきます。
■ 子どもたちの視点から学ぶこと
中高生の質問って、とても素直で、だからこそ核心を突いていることが多い……
ふだん、物件を調査したり重要事項説明書を作ったりしていると、「制度としての不動産」に目が行きがちですが、
そもそもなぜその制度があるのか?
それは「安心して、快適に暮らすため」ですよね。
■ まとめ:学びはどこにでもある
今回はちょっと変化球の話題でしたが、こうしたキッズ向けのコンテンツからでも、不動産の本質を改めて見直すきっかけになりました。
日々の業務に追われる中でも、「誰のために、何のためにこの仕事をしているのか?」を忘れずにいたいものです。
中高生のまっすぐな質問に、少し背筋を伸ばされました。
📘読んでくださってありがとうございます。
このブログでは、日々の不動産実務での気づきや学びを発信しています。
また次回も、よかったらのぞいてみてくださいね!